礼文、利尻 第2日のその1

悠ちゃん

2013年07月12日 21:58

      今日は 6月9日 午前中礼文島での花めぐりの様子です。

      朝から北海道特有の 濃いガス日和でした。

      メガネに 細い水滴が付き 5分もしない内に 拭かねばなりませんでした。

      オマケに 帽子を飛ばされる強い風の中      悪条件なのでしょうが

      こちらでは この時期  普通


         北からは リマン海流  南からは 対馬暖流   でも そのお陰で

         此処の植生に 多いに貢献している、   若しくは 進化した植物が出来た。

         礼文、利尻共に  ヒグマ、エゾ鹿、ヘビ等  一切 いないそうです。

         いるのは エゾリスと沢山の小鳥さん のみだそうです。


           早速 花を見てください。

    
          バラ科の   ハマナス
          バラと同じ 匂いがしました。



    
          此処の草は とにかく大きいので ビックリ!    此れはエゾヨモギ
          です。   私より 背が高い^^^^^


    
          此れも 私より背が高い  オオイタドリ


    
         これぞ悪名高い   ツタウルシ
         礼文は勿論  利尻にも とても沢山生えています。    
         ウルシの一族  かぶれたら大変!    ウルシオールを持っている 厄介者。



    
         グミ科の 常緑低木   ハルグミ  別名 ナワシログミ




    
         バラ科の  ヤマブキショウマ




    
         カバノキ科の  ダケカンバ
         北陸の山でも 紹介しましたが、  此処では更に 厳しい環境で生きています。
         此れの 林も沢山 見かけました。


    
    
         道はこんな感じで 少し離れた処は 全く見えませんが
         此処ならではの景色として、楽しんでくださいとの事^^^^^


    
         セリ科の  マルバトウキ
         花の咲き始めですネ。



    
    
         マメ科の  チシマゲンゲ
    



    
         ラン科の   クモキリソウ



    
         せり科の  エゾノシシウド
         この界隈には  セリ科の植物が 数多い^^^^^^


    
         花は此れからです。   寒いところが好きな  キク科の ヤマハハコ
    



    
    
        この露にまみれた、可愛い花が何だか分かりますか??

        この時期の礼文の顔と 言うべき花だそうです。    北海道の一部と サハリンに分布する

        珍しい   レブンウスユキソウ
 
        利尻にはありません。   北海道の エーデルワイス といわれています。




    
        キク科  ヨモギの仲間   アサギリソウ です




    
       葉っぱが細か裂片の  此れも キク科  ヨモギ属の  イワヨモギ



      
    
       私たち 滋賀県民には 誇りある  伊吹の名が 冠せられています。 
       タデ科の  イブキトラノオ
       エゾに在るので  蝦夷のイブキトラノオ と言うそうです。
       此れは 利尻では とても沢山群生していましたので、後ほど!




    
        フウロソウ科の多年草    とても可憐な  チシマフウロ



        
        せり科   エゾニュウ の花芽


    
        ガンコウラン科の  ガンコウラン
        雌雄異株で   此れは???



    
    
        この実でジャムが美味しい   ツツジ科 スノキ属の   コケモモ
        スノキ属と 判ると納得!   ブルーベリーと親戚。




    
        周りでも 花はこの一輪のみ   ハナシノブ科の一つ   レブンハナシノブ




    
    
         レブンウスユキソウと   群生地の看板!
    
    
    
         ガスの中でも  こんな雰囲気   圧倒されました。
        急斜面の 右も左も  ウスユキソウの群生。



      
        ナデシコ科の   エゾノカワラナデシコ 



    
        キク科のノコギリソウ属    エゾノコギリソウ




      
     
        ハコベに似ているが  余りにも小さくて 目に付きにくい

        キク科    オオヤマフスマ です。

        可愛いですよね~



    
        バラ科の 高山植物   この辺りでは 余りの低音と雪で  大きくなれないそうです

               タカネノナナカマド  の実



    
    
    
        ラン科の   クモキリソウ


    
        礼文島は 低い山なので(最高490m)  なので 少し残っていました。

        ゴマノハグサ科の    シラゲキクバクワガタ




        大変 長いアップとなり 此れでも好いよと云う方だけでも   見て欲しいです。


        此れが 6月9日の午前中  礼文島の模様です。

        明日は 午後の部 利尻フェリーで渡り   違った花を紹介します。


        とにかく   リシリ、  レブン、 チシマ、  エゾ  何とかがやたら多いです。

        其れだけ 他所と違った進化を遂げて来たのだと、理解しました。  

    
    
       



    
     

    


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