昨日は、底冷えのする中、瀬田公園での 冬芽の観察会に出かけて来ました。
3日程前に、初めての冬芽ハンドブックを買い求めて、勇んで出かけました。
積り^^^^^^ でしたが
現地に着くと、 ナ、何~と 忘れてきていました。
最近 良く目にします。 トウダイグサ科、シラキ属
ナンキンハゼ です。
3枚目の映像は、白い種を出した後、樹下に落ちていた乾燥した実の皮です。
面白い形をしているでしょう?
そして、是がその冬芽です。
クスノキ科の 大元 常緑ですが、こんな芽が既に
クスノキ
スギ科の高木
メタセコイア
ウコギ科
タカノツメ
この木の同定には、全員で 喧々諤々でした。
結局 園内を一回りして、同じところに帰ってきてから、
葉痕の形がハート型~三角形。裸芽で赤茶色の毛が密生する。
頂芽は大きく、水滴形~円錐形。 維管足の数と並び方。
その枝ぶりなど 云々^^^^^
沢山のチェックポイントに叶う^^^ ウルシ科 ウルシ属の代表
ヤマウルシ
としました。 中々 同定は 難しい!!!
ブナ科
コナラ です。
未だ葉っぱが残っていましたが、鱗状の芽鱗が沢山見えます。
そして
こんな綺麗な紅葉を残している、木も見かけました。
余りに綺麗な実が沢山付いていて、 ついつい冬芽を確認していませんでした。
バラ科
カマツカ 別名
ウシコロシ
ツツジ科 スノキ属
シャシャンボ です。
ヒサカキと良く似た葉っぱをしていますが、 実の付き方、大きさ等が違うし
実は食べても、美味しい! はの裏には主脈上に突起があり、引っかかる^^^^
漢字では
小小ん坊 と^^^^
是が ツバキ科
ヒサカキ
実は同じように黒いが、美味しくない。
遠くにあり、実を撮っただけ モチノキ科
カナメモチ
トウダイグサ科
アカメガシワ です。
裸芽で星状毛が密生、葉痕は円形~半円形で隆起する等の特徴から判断しました。
葉を移していませんが、 ツバキ科の
ナツツバキ
芽鱗が外れかけた冬芽。陣笠を被っている様で、特徴的。
リョウブ科の
リョウブ でした。
ハイノキ科
クロバイ
新芽はしずく形、葉柄が赤く、葉先は尖る。ハイノキ科の植物は、暖地を好み
関東以北には無いそうな。 他に クロキ ミミズバイなど。
越冬葉に包まれ、冬芽が見え難い。 ツツジ科
ヤマツツジ
一枚目の映像には、
蓑虫がぶら下がっていました。
ミカン科 サンショウ属の
イヌザンショウ
鋭い棘は互生、葉痕はハート型~三角形。 皮目は長く筋状^^^^などから
頂芽は水滴型で鋭く尖る。 枝を一周する托葉痕がある等^^^
クワ科 イチジク属
イヌビワ
足元を見れば、 キジカクシ科の
キチジョウソウ
世間では稀少種になっているそうですが、 此処では沢山見られました。
紛らわしい良く似た葉の 同じ キジカクシ科の
ヤブラン
こちらは、花ではなく 既に実をつけています。
どちらも スズラン亜科に入っているそうです。
早春には白い可愛い花を付ける、 キンポウゲ科 オウレン属
セリバオウレン
梅雨時には、ピンクの綺麗な花の ショウガ科
ハナミョウガ
葉の裏側は ビロードのような優しい触感で、葉だけでも判ります。
ツツジ科の
ドウダンツツジ です。
こんなに綺麗な赤色!!! 何て表現すれば好いのか
カバノキ科 ハンノキ属
ヒメヤシャブシ
雄花序が上に付き、その下に、葉芽又は雌花の側芽がついている。
枯葉が冬にも残るのが特徴^^^ クスノキ科 クロモジ属
ヤマコウバシ
クスノキ科だけあって、特徴的な黒い実も付いていました。
森の中には、沢山の野鳥もさえずり、冬支度で忙しそうでしたが、
動き回る鳥の同定は 難しい!!!
今日は此処まで^^^^^^^^