銀杏峰と姥ヶ岳  其の2

悠ちゃん

2013年06月10日 14:13

          さて 二日目は  4時起床。   薄暗い中でテントをタタミ  朝食^^^^^


          メンバーも 何度か重ねる中、 随分と時間短縮が出来るようになりました。

          
          5時15分には 登山開始


      
      
           二日目は 宿営地のある 平家平 から 姥ヶ岳へのピストンです。
           この日も 距離は9,5K 程、 早朝出発なので、時間には余裕あり
           植物観察を 楽しみながら、  ゆっくりと歩き始めた。


       
           歩き始めから こんな感じ!      この朝の清涼感が 伝われば良いのだが?
           足元は 総て セリバオウレンが自生しています。


       
                                                残念ながら 花期は終わっていて、 この様な実を付けていました。
           幾何学的な 見事な造型です。   因みに キンポウゲ科です。
           歩く道以外は 総て畑です。    花の時期に是非 再訪したい。
           

       
           ニシキギ科の    ツリバナ  です


         
           映りが悪く済みません。  ユキノシタ科の   ズダヤクシュ です


         
        
            シソ科の    ラショウモンカズラです



         
            ユリ科の     チゴユリ 


       
            同じく ユリ科の    ユキザサ


       
            現地では 私の知識不足で  ウラジロヨウラク と説明しましたが、
            此れは  ツツジ科、ヨウラクツツジ属 ウスギヨウラクでした。

            参考の為に   ウラジロヨウラク
            こんな感じです。     (昨年 佐渡島のドンデン山で撮影)
       
            



       
       
       
           途中の風景・・・     ブナ林の下は 総てセリバオウレン畑です^^^^^
           早朝の 雰囲気が感じられると良いのですが???


       
       
           此処まで登ると やっと花が残っていました。 メギ科    サンカヨウ  です。
       


       
                                               ユリ科 ツクバネソウ属の   ツクバネソウです。
             同じユリ科の  エンレイソウは 葉が3枚。    この子は 葉が4枚で ツクバネが付いています。


       
             先程 紹介した   ユキザサです
             こんなに大きく 綺麗に咲いていました。


       
       
             ツツジ科 スノキ属    スノキ
             酢の木 と書き   葉も実も酸っぱいが  食べられる・・・・


       
       
             盛りは過ぎていたものの、  山頂近くで見られました。    ツツジ科の  アカヤシオです。



        
            朝8時前の 姥ヶ岳山頂からの眺望です。    なんと云う清涼な、澄み切った空気・・・・・
            言葉では この感激を 言い表せませんが、^^^^^^^
            奥には残雪を残す 白山 があり、手前には  荒島岳 も見えています。



        
             こんな パノラマ・・・・・・・


        
             山頂の看板も 随分古くて文字が 霞んでいます。    1454メートルです。


        
        
              定番    ニョイスミレ 別名 ツボスミレ



        
              モクレン科の    タムシバ
              殆ど 散っている中の 一輪です。


        
              ユリ科の   カタクリ
              此れも ギリギリ 私達が来るのを 待っていたかのように


        
              ブナ科の代表   ブナ  の若い実
                秋には 森の住民達の 大切な食べ物     



          
           
              開花していないので?  ですが、  ツツジ科 ドウダンツツジ属  サラサドウダン


        
              リンドウ科の 蔓性植物     ツルリンドウ



        
              ミカン科の    ミヤマシキミ 赤い実を付ける



        
              カエデ科   ウリカエデ



        
        
        
             この辺りは  カバノキ科    ダケカンバ  の林です。




        
            アジサイ科   ヤマアジサイ  去年の花ガラが見える
              今年の花は 此れから・・・・



        
              ウコギ科の 落葉高木   コシアブラ の若葉


        
              スイカズラ科の   ニワトコ



        
              是は  クスノキ科の落葉低木    クロモジ



        
        
             知る人ぞ知る   ブナ科  ブナです
             こんなになっても 木は 活き活きと葉を繁らせていました。    生命力!^^^^^


        
             スイカズラ科   ムシカリ  別名  オオカメノキ



        
              ユズリハ科の   ユズリハ
              


        
              サトイモ科の   ミズバショウ
              白い花は とっくに終わり 葉のみですが、  此処のは 珍しい 麩入り?


        
        
              バラ科   ウワミズザクラ


        
              スズラン亜科    マイズルソウ 
              今が 咲き始めでした。


        
        
               この花が 今日の私に執っての  ハイライトでした。
               今まで見た事が無いのですが、 美しさには 惚れ惚れ    でも 今のところ 名前が判りません。    何方か教えて


        
        
            この色と形から  ユキノシタ科の   ホクリクネコノメソウ  とします


        
        
            此れは スミレ科   タチツボスミレ



        
             樹齢400年 平家平 のオオ栃の木 としていました。
        
        
             トチノキ科の   トチノキ  と花
             ヨーロッパの 近縁種で、セイヨウトチノキは フランスで マロニエとして シャンソンでも 有名
             その花は 赤い色をしています。

         別の場所で撮影した映像
        



        
                                                 この大木の周りは キンポウゲ科の   ニリンソウ
              群生していました。


         
             此処には ラショウモンカズラ も沢山^^^^^


        
             そして水辺には  花は未だだが  ユリ科シュロソウ属    バイケイソウ



        
        
             ハイノキ科の    タンナサワフタギ



        
        
            帰りの国道脇には  アジサイ科 ウツギ属の   ウツギ
            別名  卯の花



            この2日間は 天候にも恵まれ、季節にも恵まれ 多種多様な 植物群を目にする事が出来ました。
            北陸地方の多雪地帯 ならではの物もあり、   大満足です。
            長い ブログに よくも最後まで お付き合い下さいました。      有難う御座います。




       <追伸>
              写真を撮らず、持ち帰った葉っぱを 添付してみました。
                                                    マッチ棒を並べて 撮影
               左から  イタヤカエデの中で日本海側に多い   アカイタヤ
          真ん中は コミネカエデ

                右は  切れ込みの多さと数、その形から    オオイタヤメイゲツとしました。

           
               此れは 帰り道に撮影した、オオイタヤメイゲツ

           
               此れは  ハウチワカエデ の若葉として追加!
        


関連記事